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今年も長かったジャパンカップ2014が終わりましたね!

今回は参加者増加による0次予選敗退に見舞われる事態も発生しましたが、
2014年10月19日に行われた東京大会4のレポートを交えながら振り返りたいと思います。
 

という訳で、ジャパンカップ開始頃からこのブログが息していなかったので、
簡単に参加してきた大会を振り返りたいと思います。

★6月22日(日)東京大会1
危うく0次予選敗退する所でしたが、何とかエントリー成功。
雨が降っていてフジヤマチェンジャーが猛威を振るう。
自分のレースのときは雨は止んでいましたが、
ビビってアトミで挑んだ所、完走したけど1次で速度負け。


★7月13日(日)群馬大会
前回を教訓にブレーキセッティングを調整。モーターもHD2に変更。
速い・・・いや、速すぎる・・・!
フジヤマで綺麗な放物線を描き、1次敗退。


★7月20日(日)静岡大会
前回を教訓にブレーキセッティングを調整。モーターはHD3に変更。
ブレーキ効いてる・・・いや、効きすぎる・・・!
減速が半端なくて完走したけど1次で速度負け。


★8月24日(日)東京大会2
0次予選敗退。


★9月28日(日)東京大会3
前回を教訓に早起きをする。モーターはパワーダッシュに変更
モーター回ってない・・・いや、全然回ってない・・・!
アルカリだと回りきらなくて完走したけど1次で速度負け。


★10月19日(日)東京大会4
今までの経験を元にモーターをHD2に戻す。
やっぱりHD2は速い!
準決勝まで進出したものの、準決での電池タレが露骨で3位敗退。 


という感じで、最終戦でイイ線行ったけど、今回もダメだったよ的な感じでした。 


★フジヤマチェンジャーを振りかえる

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今回の鬼門である「フジヤマチェンジャー」
最終戦でもこのセクションで全車コースアウトも珍しくはありませんでした。


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フジヤマチェンジャーは何らかの方法で減速しないと、チューン系モーターでも華麗にすっ飛んで行きます。フジヤマ手前にはバンクがあるので、このバンクでブレーキを効かせるなどして、減速させる必要があります。

最終的に、バンクで減速させる方法ではタイムが伸びず、フジヤマのみで減速させる方法が定番化していき、ハイスピードな速度域に突入していきました。

個人的な感覚では、フジヤマで減速させるにはリアブレーキはあまり関与しておらず、入口にフロントブレーキを当てて減速させつつ、タイヤを空転させて登り始めを慣性で進める様にしてあげると安定して乗り越えられると感じました。

この方法でもタイムは伸び悩む為、より高速に切り抜けるために高速域でのLCクリアを目的としたイタリアンセッティング(ABS)からヒントを得たブレーキも発案されていました。

フジヤマチェンジャーに重点を当てて話をしてきましたが、速度域が高くなってくるとスロープ上りやドラゴンバックで飛距離が出過ぎてコースアウトしてしまう事もあるので注意が必要です。


★JC用マシンを振りかえる

そんなこんなで僕のマシンはこんな感じでした。そこそこイイ線行ったので動画にしました。





ジャパンカップ2014初戦から基本セッティングは変更せず、
主にブレーキとモーターの変更のみで対応していました。

動画内で少し解説してるので、詳しくは動画で見てね!


★東京大会4を振りかえる

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1次は5レーンスタート。
僕のマシンはフジヤマでの減速が大きいので、ぐいぐい順位を上げて行く姿が見てて楽しいです。


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2次も5レーンスタート。
1次と同じ展開で順位を上げて行く姿は見てて楽しいですが、正直ヒヤヒヤします。


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準々決勝は2レーンスタート。
終始上位をキープしてまさかの準決勝進出。準決勝まで行くとさすがに気分が高揚します。

準決勝は3レーンスタート。
準決勝は準々決勝からセッティング変更が行えない為、準々決勝と同じ電池を使用する事になります。アルカリを選択したのが間違いだったのか、露骨に電池が垂れていて上位に喰いつく事が出来ませんでした。バッテリーを温存するために、さらなる軽量化スライドダンパーによる負荷軽減が有効なのかなと思いました。


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最終戦という事で、アニメのセル画や台本が展示されていました。
アニメ化決定イラストのセルが残っていて驚き。この手の物ってフィルム化された後って破棄されたり、ファンの手に渡っていたりしてあまり現存していないのです。



★ジャパンカップ2014を振りかえる

ジャパンカップは毎回そうなのですが、開催期間が長く、今回も経験値が高い人が強い印象を受けました。せめて開催期間が2か月程度ならいいのにな、と思います。

そして、参加者数増加による定員オーバーが深刻で、近隣地域での大会でも5時6時に家を出ないと0次予選敗退してしまうのが辛いです。増加に合わせてタミヤも対応はしているものの、正直対応しきれていない状況です。オータムGPでは少し落ち着くと思いますが、そろそろ何らかの大幅な対策が必要ではないかと思いました。

そんな感じで次回はタミヤフェア参戦予定。速度域がどうなるのか楽しみです。